森口博子さんのイベントが、千葉の八千代緑が丘イオンで開かれていたので行ってきました!
観客も多くて、トーク、歌、色々と楽しかったです!やっぱ森口さんの歌声は素敵やね。
4世代に渡ってガンダムのテーマソングを歌っているのは、世界に森口博子ただ一人やで!
イベントが終わって家に帰る途中、ふと考えたのが「私はどのガンダムが一番好きか」ということ。
私が見た、読んだガンダム作品
初代、Zガンダム、ZZガンダム、逆襲のシャア、08小隊、0083、ポケットの中の戦争、F91、Vガンダム、ガンダムW、Gガンダム、SEED(途中まで)、00ガンダム、閃光のハサウェイ、ガンダムニユコーン、くらいかな。
普段は「ガンダム?あぁ少し見たことあるよ」って顔してんのに、結構見てんな!というかガンダム作品多すぎやで!現在進行形でオリジンは見てるよ。あれも面白いんだわー。
それぞれ色んな個性があるんですよ。Gガンダムとか突き抜けてるからね。見るのをやめなかったのは勢いだと思う。
SEEDについてはごめん、話があんまり面白くなくて、登場人物の必死さが伝わらなかった。全体的に薄かった…
ガンダム作品の時系列
最近のガンダム作品はオリジナルものが多いんだけど、多くの作品は宇宙世紀というガンダムワールドの時系列に沿ってます。
大きな流れだと、オリジン、初代、Zガンダム、ZZガンダム、逆襲のシャア、ユニコーンの順番。
作品をまたいで登場する人物が多いから、ガンダムシリーズのファンにとっては面白い。ヤザンみたいに酷い扱いをされる奴もいるけどね。
上にあげた作品は時系列(宇宙世紀)がそんなに離れてないから、登場人物の変化も見ていて楽しめます。初代からユニコーンまでが17年、子供が大人になるくらいの間隔でちょうどいいんです。
ガンダムユニコーンの魅力
私はこの作品で、初代から逆襲のシャアを見てきて良かったなぁ…とつくづく感じました。ガンダムユニコーン単体でも面白いんだけど、1つの区切りとして価値のある作品だった。
ガンダム作品、特に初代から逆襲のシャアを見てきた人には是非見てほしいです。ユニコーンはOVA版だと7本、アニメ版でも22話だからね!初代からZZまで見てるなら、1/8くらいだよ(笑)
逆襲のシャアで一区切りついたよねと思っている人にも見てほしい。30を過ぎた私でも、ぐっときました。10代だったら感じなかったポイントが沢山あった。
ネタバレが超嫌な人、この先は危険じゃぞ。私は評価(面白いorつまんない)だけでもネタバレだと感じる人間なので、ネタバレが嫌いな気持ちは分かります。ある意味殺人やからね。
みんなが狙うキーアイテム
ガンダムユニコーンでは、いくつかに分かれた陣営が1つのキーアイテムを巡って争います。
コナン君みたいにこのキーアイテムを推理する話ではないですよ。話の核になるものだけど、そこまで引っ張っている感じでもありません。
でも中身が分かった時、「こういうものが戦争のきっかけになるんだな」と思いました。これまでのガンダムの登場人物、それぞれの言葉や死にざまが頭の中で蘇ってきた。
逆襲のシャアのアクシズなんて、もう思い出しただけでくるね…
F91であっさりやられたビルギットさんとは大違いや!カツとか交通事故だよ。
ユニコーンではキーアイテムにたどり着くための遠回りに思える過程にも意味があります。
下の世代に伝えたい、上の世代の想い
登場するおっさん、おばさん達、上の世代の人たちは戦争を経験していて、その時の世の中を知っています。
そして自分たちの代で戦争を終わらせることができなかった申し訳なさや、次の世代に託したい願いを抱えています。
自分の身近に大切な若者がいる人は、多かれ少なかれこういう気持ちがあるんじゃないのかなとおっさんながらに思いました。
地球に住む名もない老人とヒロインの会話シーン、主人公と敵対勢力のおっさんが砂漠で会話するシーンの2つは、静かなのに忘れられない場面です。
良い作品は世代を超える
30歳を過ぎて、アニメ作品で泣くとは思ってなかった。泣ける=良い作品だとは思わんけど、胸に沁みました。
20歳くらいの頃はかなりアニメを見てたんだけど、働くようになって徐々に見なくなったなぁ。仕事や育児で時間が無くなってくるからね。そんな中でもガンダムユニコーンに出会えてよかった。
昔はガンダム見てたけど、最近は見なくなったって人には見てほしい。ユニコーンは見る価値のある作品だと思います。
これまで見てきたガンダムの思い出が、ユニコーンで浄化された感じやね。
森口博子さんの歌声のせいでこんなに色々と思い返してしまった。時間を返してくれー。そしてありがとう。