1ヶ月で7回行ったビジネス交流会で感じた虚しさと面白さ

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どうもサイトーです\(^o^)/

やる時は短期集中で真剣に!がモットーかどうか不明ですが、ビジネス交流会に行きまくってきました。

沢山の発見、がっかり、面白さがあって、何だかんだ行ってよかったです。

ビジネス交流会のイメージ

ビジネス交流会は異業種交流会とも言われます。名前からして胡散くさい。

  • 単なる名刺交換会
  • ビジネスチャンスはほとんどない
  • 怪しい人たちが怪しい仕事に誘ってくる
  • 行くだけ時間の無駄
  • その後の営業電話、メールが面倒

こういった多くのマイナスイメージが多い。

ホリエモンこと堀江貴文さんも異業種交流会に行くならキャバクラに行けと言ってます。

ビジネス交流会の実態レポート

実際に自分が経験しないと分からないので、ビジネス交流会に行きました。それも7回。

一度じゃ分からないことも沢山あるからね!

正確には事前予約が必要だったこと、色々な種類があったことが理由です。

ビジネス交流会の参加方法、費用

ビジネス交流会と言っても色々ありますが、今回は一般的な異業種交流会について。

参加するにはインターネットで検索すれば情報が見つかります。

ビジネス交流会や異業種交流会というキーワードに、行きたい都道府県をセットでYahoo!やGoogleに入力すればOK。

参加費は2000~3000円のところが多い。時間は2時間くらい。開始は13時だったり、18時だったりまちまちです。

ビジネス交流会の概要

形式がいくつかありますが、よくあるポイントをまとめます。

  • たまにセミナー(〇〇講座みたいなやつ)がある
  • 自己紹介タイムがある会もある
  • 飲み物やお菓子が用意されていることがある
  • メインは交流タイムで会話、名刺交換

セミナーは無いことがほとんどです。主催者の負担が増えるからね。

自己紹介タイムもほとんどありませんでした。各自で頑張ってねという感じ。

飲み物やお菓子は割とありました。沢山しゃべると喉が渇くから、あったら嬉しいですね。でもウーロン茶は喉に優しくないぞ!

大抵は立ちっぱなしで色んな人と話をします。そこそこ話して名刺を交換、空いている人を探してまた話す、この繰り返し。

残念な会場、参加者が少ないところがある

私が一番最初に行ったビジネス交流会は最悪でした(笑)

雑居ビルの6階、フロアの一室、10畳くらいの会議室が会場でした。狭っ!小汚っ!

壁際には折り畳みテーブルとパイプ椅子の山。これ倉庫やろ!こんな狭くて小汚い場所でビジネス交流会って、もうコントやんこれ。

そんな中、神のような慈悲深さで用意されていた飲み物は2リットルの水が2つ、紙コップが10個ちょい。部屋の真ん中にポツンとテーブルがあって、その上に雑に置かれていました。

これを参加者がセルフサービスでついで飲む形式。どうやら神は偶像だったようです。

(500mlのペットボトル各自1本のところが多いです)

というか紙コップの数、少なすぎない?と思ったら大丈夫でした。だって参加者6人だったから。いや6人て…

今思うと最初のビジネス交流会が最悪だったから、ちょっと興味が湧いたのかもしれません。

保険屋、不動産業者が多い

ビジネス交流会、異業種交流会あるあるなんだけど、保険屋や不動産関係が多い。これは事実。合わせると3,4割いくこともある。

ビジネス交流会は面と向かって話をする、お互いに会話する気持ちがあるので、彼らにとって出会いの場所になるんです。

ネットワークビジネス等は勧誘が禁止されている会が多いけど、保険屋は多いですよ。

保険屋に関していうと若手の営業が多い。保険で数年生き残っているベテランは既にある程度の顧客がいて、ネットワークができています。

ベテランにとって、ビジネス交流会は参加するメリットがあまりない。若い子に会いたいなら異業種交流会にGOだっ!あぁ、女子は少ないですよ。

ビジネス交流会を主催している人が、他の交流会に参加していることもよくあります。弁護士や税理士、助成金関係の人もそこそこいました。

ビジネスパートナーではなく客を探している

ビジネス交流会の参加者は、ビジネスパートナーよりも自分の客を探している人が多い。

これは自分にも当てはまったことで、考えるきっかけになりました。

お互いに協力して仕事や人脈を広げようというよりも、自分の商品・サービスを売ってお金を得たい。

悪いことじゃないし当然のことなんだけど、それでグイグイ来られたら疲れます。

名刺交換をしながら、今渡している私の名刺は目の前の人にとって無意味なんだろうなーと感じて虚しかった。

参加のドタキャン、飛び入り参加

ビジネス交流会によっては、参加予定者の名前と業種が書かれたプリントを配ってくれます。

ですが大抵の交流会では、そのうちの7割以下の人数しか来ません。なんじゃそりゃー。

現地で交流会の参加費を支払うのでドタキャンしても全く問題がない。参加予定が20人以上でも来たのが10人ちょいだと意味ないよね。

さらによく分からない人が飛び入りで参加することもある。人が増える=いいことってわけじゃないぞ!

自分に全く関係ない人が何人来ようが、あんまり意味は無いからね。

会によっては毎月開催してたりして、リピーターが結構いる。保険屋さん同士で話してたりもする。

ビジネス交流会に行って良かったこと

ここまではビジネス交流会の闇しか書いてないけど、いいこともありました。

一番最初の最悪な交流会で笑えたのもいい思い出だけど、それ以外にもあった。

他の組織の会に参加できた

ビジネス交流会で知り合った人から紹介してもらうことで、他の組織や団体の会合に参加できました。

勧誘する行為自体は良いも悪いもありません。もちろん反社会的勢力や違法集団ではない。

世の中にはビジネス団体が無数にあるんだけど、紹介してもらうことで有名な会に参加することができた。

正式な会員になると結構なお金が必要なところもあるけど、初回のゲスト参加だと普通のビジネス交流会と同じくらいで参加できることが多い。

組織ごとに所属している人達のカラーや会の雰囲気が全く違っていて、参加するだけでも面白かった。

私を誘ってくれた人には本当に感謝です。

その地域の友達ができた

勢いに任せてビジネス交流会の予約をしまくった私は、最初の交流会が終わった後に激しく後悔しました。

あと何回もこんな会に参加するのかと。そこで考え方を変えました。

仕事のことは置いといて、出会いの場として捉えようと。

ビジネス交流会に参加する回数が増えるほど、仕事の話じゃなくて相手の趣味や美味しいご飯の話をしてました。

その結果、仕事に関係なく友達ができました。この歳で新しい繋がりを増やすのは結構大変なので、それだけでも行って良かったと思ってます。

ビジネス交流会に行くか考えている人に対するメッセージ

ノリと勢いで行ってみればいいと思います。仕事のことは期待しない方がいいかも。

名刺をバラまいても、それが仕事に繋がるかどうかは謎。繋がらないケースの方が遥かに多い。

交流会とか関係なく、結局は自分があれこれ試行錯誤しながら踏み込む一歩で仕事は決まることが多い。

もしあなたが行くかどうか迷っているなら、最低限の営業スキルを持っているんだと思います。最低限の営業スキルがない人はビジネス交流会という選択肢が存在しない。

出会いの場として、面白い話の1つでも聞ければというノリで行く方がいいと思います。

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