俺はキーボードを変えるぞ!ジョジョーーーッ!!
あ、ごめんなさい嘘つきました。
同じキーボードをまた買ったんだった。
だってこのキーボード、早くタイピングできるし疲れにくいもん。
ちなみにこのキーボードを使った期間は約4年です。
あなたはキーボードの打ち過ぎで腱鞘炎になったこと、ありますか?
私はちょくちょく手首が痛くなって、よく困ってました。
ブログに書きたいことが、言葉が、想いが、あふれ出してくるのに!
この体が、この指が、気持ちについてこれない!!
みたいなことは特にないんだけど、やっぱり痛いのってつらいですよね。
痛みって凄くやる気を奪うから、まぁ作業が進まないのなんの。
気づいたらwikiとかyoutubeとか見てて、2~3時間もってかれる。
そして自己嫌悪…
そんな悲しいループから私を救ってくれたのが、このキーボード「Sculpt Ergonomic Keyboard」。
メーカーはマイクロソフト。
読み方はスカルプト エルゴノミック キーボード。
これは良い買い物でした。
Sculpt Ergonomic Keyboardの良いところ
私がこのキーボードを買ったのは、ブログで紹介されていたからです。
疲れないって書いてあったから勢いで購入、結果はかなり満足。
4年間使ってみて分かった、良いポイントはこんな感じです。
腕が疲れにくい
このキーボード、人間工学に基づいてデザインされております。
普通のキーボードだと左腕と右腕が平行になるけど、このキーボードだとハの字になる。
何を言っているのか分からねーという人は、この写真を見てください。
(↑左腕と右腕が自然と斜めになる)
普通のキーボードだと脇が閉まるけど、これだと肘が外にいくから腕をだらーんとできる。
このおかげで腕の窮屈な感じが無くなって楽になります。
指が疲れにくい
(↑キーボードをこっちに向けてみた写真、高低差があります)
このキーボードは写真みたいに左右に分かれていて、真ん中が一番高い。
んで左右にいくほど低くなる。
「G」「H」らへんが高くて、「A」「Enter」が低くなってます。
このおかげなのかハッキリ言えないけど、指を運ぶ動きが少し楽です。
少しの違いだけど、積み重ねると相当デカいのよ。
入力が早い
キーの高さが低い(薄い)から、押し込む力が少しでOK。
3mmくらい押し込めば認識してくれます。
1打1打が軽いから、入力スピードを上げることが可能。
軽いタッチだけど、敏感すぎてミスタイプすることもない、ちょうどいい具合。
めっちゃ静か
これは好き嫌いが分かれるところだけど、このキーボードはフカフカした打感。
カチャカチャという音がしません。
音がすごく小さいから静かーに作業できる。
私はEnterキーを「ターン!」と力強く押す人が嫌いなんだよなぁ…
気持ちが入るのは分かるけどね、静かに淡々と作業を進めようぜおっさん。
まぁ私もしっかりおっさんなんだけどね。
無線、コードレス万歳
(↑キーボード裏面のフタを撮ったところ、電池とUSBレシーバーが入っている)
昔は電池交換が面倒だったから、有線が好きだったんですよ。
けど電池のもちが良くなったら今なら絶対に無線の方がいい!
自分の膝の上に置いて、ふんぞり返って作業することも可能!
キーボードの場所や姿勢を変えると負担が分散するから、疲れ防止にもいいです。
Bluetoothじゃなくて2.4GHzの無線通信、小さなUSBレシーバーがキーボードの裏に入ってるよ。
エネループ系だと電圧が低いから、普通のアルカリ電池を使います。
テンキーが別
私はテンキーが欲しい派の人間です。
Excel作業とか数字をたくさん入力する時はテンキーがあった方が早いからね。
これまではキーボードを買う時の条件として「テンキー付き」というのがありました。
でもテンキー付きのキーボードはサイズが大きいから、机の邪魔になる、膝に置きにくい!
スカルプト エルゴノミック キーボードはテンキーがあるけど、本体とは別になってます。
使う時だけ出して、作業が終わったらしまう。
これで机の邪魔にならないし、キーボードの横幅が短いから膝にも置きやすい!
ありがたやー。
手前の高さを変更可能
キーボードはものによって手前と奥の高さが違います。
この高低差によって、指や手首の疲れが変わってくる。
スカルプト エルゴノミック キーボードには調整パーツがついてて、手前の高さを変えられます。
(↑なにもつけていない状態)
(↑パーツをつけて手前を高くした状態)
手前を高く、奥を低くすると人間工学的に疲れにくくなる、かもしれない(笑)
調整パーツはワンタッチで取り外しできるくせに、ちゃんと安定してます。
自分に合った方を選んで、疲れにくいタイピングをしましょ。
Sculpt Ergonomic Keyboardの悪いところ
4年もバシバシ使ってきたんだから、スカルプト エルゴノミック キーボードの悪いところもそりゃ見えてくるわけで。
わりと辛口で言っちゃうとこんな感じ。
数字の6が左手の人差し指
このキーボードは左と右が分かれてます。
数字をブラインドタッチする人なら分かると思うんだけど、普通「6」キーは右手の人差し指が担当。
でも分かれている左側に「6」キーがあるから右手の人差し指が届かないんです。
(↑数字の6キーが左側にある)
数字のブラインドタッチは、左手の人差し指で「6」、右の人差し指で「7」を押すことになります。
これは意識して何度か練習したら矯正できました。
E-typingとかをやってみたらいいと思います。
DeleteとInsertの位置が上下逆
普通のキーボードだとInsertキーはBackspaceの横にあって、その下がDeleteキーになってます。
(↑普通のキーボードはInsertが上、Deleteが下)
このキーボードはDeleteキーが上で、Insertキーが下になっている。
(↑スカルプト エルゴノミック キーボードはDeleteが上、Insertが下)
このせいで、たまにInsertキーを間違って押しちゃう。
普通は挿入モードなのに上書きモードに変わるから、知らない人は困る。
Insertキーを使う人って今はほとんどいないと思うんだけどな…
カーソルの上キーとDeleteキーの押し間違えを防ぐことはできるというメリットはあります。
私はWindowsのInsertキーを無効化して対応しました。
この作業は3分くらいで終わるよ。
上の方法だとWordやExcelみたいに特定のアプリではなく、Windows全体でInsertキーを無効化できるから便利です。
パームレストは劣化する
パームレストは手首を置く場所です。
このおかげで手が楽になっている大切な存在。
ここに皮が張ってあるんだけど、これはしばらくしたら痛み始めます。
他のキーボードのプラスチックだって色落ちしたりするから、どっちもどっちなんだけどね。
この箇所だけ取り換えるのも難しそうだから、大事に使いましょう。
水とかかけたらダメ、絶対。
その他に注意すべきポイント
マイクロソフト 、スカルプト エルゴノミック キーボードは2種類あるんです。
キーボード+テンキー+マウスの3点セットと、キーボード+テンキーの2点セット。
マウスがついてるかどうかで値段が違う。
マウスは人間工学をベースに作られているようで、3つの特徴があります。
「右手用」「高さがある」「上ではなく右から手を置く」
(↑左から持ち運び用、普段使い用、3点セットについているマウスです。でかいぜよ)
まず左右非対称のデザインになってます。
左側が凹んでて、そこに右手の親指を置ける。
普通のマウスよりも高さがあるのは、上からではなく横から握るから。
<マウスを握る時の手の形>
普通のマウス:ねこぱんち
スカルプトエルゴマウス:じゃんけんのグー
(↑普通のマウスを握る時は上から握る)
(↑スカルプト エルゴノミック マウスは横から握る)
手首の角度が変わるから、人によっては楽です。
ちなみに3点セットも2点セットもUSBレシーバーは1つ。
USBポートの数が少ないなら3点セット、もしくはUSBハブ(分岐させるやつ)を使うといいよ。
Sculpt Ergonomic Keyboardの感想
個人的な評価はこんな感じです。
キーボードは10点中9点。
マウスは10点中6点。
私はマウスを右手でも左手でも使ってます、これは疲れを分散させるため。
だから左右対称デザインじゃないと使いにくいという個人的な気持ちが採点には含まれてます(笑)
あとマウスのサイズがでかいんだよなー。
キーボードはすごくいいです。
細かいマイナス点もあるけど対処できる。
テンキーも別になってて使いやすい。
そして何より、「早い」「疲れにくい」というメリットが1番。
タイピングスピードは確実に上がりました。
文字入力のスピードが上がると、言葉もスラスラと出てくるようになります。
より早く、より多くの記事を書けるようになる。
タイピングが静かというのも地味に嬉しいポイント。
もしタイピングスピードを上げたい、疲れを軽くしたいと思っているならこのキーボードはオススメです。
じゃないと同じものを2回も買いません(笑)
マウス付きの3点セットだと10,000円を超えるのでちょっとリッチ。
今や8000円ちょい、ありがたや値下げ。
マウス無しの2点セット(キーボード、テンキー)だと6,000円くらいになるのでお買い得。
私は最初に3点セットを買ったけど、今回は2点セットを買いました。