Googleサーチコンソール、404エラー通知の対処方法

IT関係
※当ブログでは商品・サービスの広告を含みます。ご了承ください。
※当ブログでは商品・サービスの広告を含みます。ご了承ください。

先日、Google先生のツール「サーチコンソール」からメッセージが届きました。

インターネットの神であるGoogleに逆らうと、この世界では生きていけません。

メッセージのタイトルから、何となくいい印象は受けませんでした。

こっちに歩いてくる先生の表情が笑ってないみたいな状況。

なんとなく嫌な感じです。

Googleのサーチコンソールからのメッセージ

メッセージのタイトル:

https://osokunai.net/ での「404」ページの増加

(404エラーというのは、インターネットでファイルが見つからない時に出るエラー)

 

通知の内容:

https://osokunai.net/ のウェブマスター様

https://osokunai.net/ で 404(見つかりません)エラーを返す URL の数が著しく増加したことが Googlebot で検出されました。これはサービスの停止や設定エラーを示している可能性があり、その場合にはユーザーの利便性が低下していることになります。結果として、こうした URL は Google 検索結果には表示されなくなります。該当する URL が完全に存在していない場合は、特に何かしていただく必要はありません。

 

なんかもう既にごめんなさいって言いたいんだけど、誤ったところでGoogle先生は許してくれない。

というか「ちゃんとしないと困るのキミだから」というクールさが先生の特徴。

 

サーチコンソールのURLエラー

たしかにURLエラーがうなぎ登りですな。

 

サーチコンソールのURLエラー_URL一覧

たしかによく分からないURLが大量にありますな。

ここに表示されているURLに移動しても当然のように404エラーになりました。

 

404エラー問題を解決するために考えたこと

「なんだよー、面倒だなもー」と思ったけど、これを解決しないと良からぬ影響が出るかもしれない。

一息ついてから、問題に関係してそうなことを整理してみました。

 

  • ある時期(2018年6月末)から急激に増加
  • 報告されているURLに法則性がある

 

報告されている199件のURLをざっと見てみると、こんなパターンが多い。

「(投稿タイトル)/dav-X/」

「(投稿タイトル)-X/」

「(投稿タイトル)/attachment-0-X/」

※ Xには数字が入る

 

このへんで、何となく関係がありそうな箇所が浮かんできました。

最近気になっていた画像のデフォルト名

ここ数回、記事を書く時に画像を挿入しようとして違和感がありました。

画像アップロードでdavが自動で入る

タイトルとキャプションが初期設定で「dav」となってたんです。

画像を入れる度に面倒くさいと思いつつ、タイトルを変更してキャプションを消去してました。

「dav」というキーワードはそんなにありふれた単語ではないので、何かしらの関係があると予想。

 

ちなみにタイトルやキャプション、代替テキスト、説明を変更するたびに自動保存されてました。

いちいち待機中になって、遅くてやだなぁと思ってた。

404エラー問題のゴール

サーチコンソールのメッセージ、404ページの増加を解決する方法は、サイトマップ「sitemap.xml」を修正することです。

とは言え同じような問題が起きたら嫌なので、その場しのぎの方法はダメ。

私は有名なプラグイン「All In One SEO Pack」を使ってサイトマップを作成しており、この設定を変更してサイトマップを作り直したら問題が解決しました。

All in one seoのsitemapメニュー

ダッシュボード画面から「All in One SEO」「XMLサイトマップ」を選びます。

(XMLサイトマップが出ないなら「機能管理」からサイトマップを有効化すると出ます)

 

そしてXMLサイトマップの設定をこの通りにします。

AllinOneSEO_XMLsitemap_setting1

AllinOneSEO_XMLsitemap_setting2

変更する前は、「投稿タイプ」「タクソノミー」に全てチェックが入ってました。

これを「投稿タイプ」は投稿と固定ページ、「タクソノミー」はカテゴリーのみにチェック。

こうすると余計なURLがサイトマップに追加されなくなります。

 

設定が終わって「サイトマップを更新」ボタンを押すと新しいサイトマップが作成されます。

(※その前にWP-Optimizeでクリーンアップ(後述)をした方がいいです)

サイトマップ更新ボタン

これで新しいサイトマップが作成されます。

私の場合、古いサイトマップにはURLが400近くありましたが、新しいサイトマップだと100くらいになりました。

スッキリしたー!

その他にやったこと

実は「All In One SEO Pack」の設定を変更してサイトマップを作り直す以外に2つやってます。

  1. プラグイン「Smush」の無効化
  2. プラグイン「WP-Optimize」を使ってクリーンアップ

プラグイン「Smush」の無効化

画像を追加するときに毎回「dav」が設定されているのは、このプラグインが原因なのかと思って無効化しました。

結果、何も変化なし。

恐らくこのプラグインの影響では無さそうです。

プラグイン「WP-Optimize」を使ってクリーンアップ

WP-Optimizeは記事の古いリビジョンの削除データベースの最適化をしてくれます。

(サイトマップにあった「(投稿タイトル)-X」は古いリビジョンみたいで、それを消すことができる)

 

使い方はめちゃくちゃ簡単で知識ゼロでも大丈夫。

ボタン1つで溜まったゴミを一掃してくれます。

私はプラグインはできるだけ増やしたくないですが、これはいいと思います。

サイトマップを作り直す前に、余計なものをクリーンアップしましょう。

用心深い人はWP-Optimizeを使う前にバックアップしておくといいです。

最後にGoogleに通知する

新しくサイトマップを作り直したら、Googleに通知します。

届いたメッセージの一番下に「Fetch as Google」ボタンがあります。

サーチコンソールのメッセージ

 

「Fetch as Google」ボタンを押すと次のような画面が表示されます。

 

Fetch as Google画面

この空欄に、「sitemap.xml」と入力して、取得ボタンを押してください。

(「」は不要ですよ、念のため)

 

こうすれば新しいサイトマップをGoogleに通知できるので、問題解決です!

お疲れ様でしたー!

結果が反映されるまで時間がかかるので、1週間程度は待ってみてください。

サーチコンソール、404エラー問題まとめ

  1. 404エラーが多いとメッセージが来たらサイトマップを確認する
  2. サイトマップに変なURLがあればその原因を突き止める
  3. プラグイン「All in One SEO」では余計なURLを含めないように設定を変える
  4. プラグイン「WP-Optimize」で古い記事のリビジョンを削除する
  5. 新しいサイトマップを作り直して、Googleに通知する
タイトルとURLをコピーしました