普段からお世話になっている方からとんでもない量の牡蠣を頂いてしまった。
殻付き30個と剥き身1kg、これはどえらいことになった。
なんたって牡蠣の消費期限はすんごく短いからね!大抵は2~3日だよ!
そんなわけで、我が家では連日連夜にわたり牡蠣祭が行われたのであった。
祭りのスタート直後、調子に乗って生牡蠣を食べまくっていた私は、ちょっと時間差で牡蠣にあたってしまい、結構なダメージを負ったのであった。
生は美味い!けどリスクは高い!!
牡蠣ってかなり変わった食べ物ですよね。
かなり頑丈で攻撃性のある殻で守られてるし、見た目が少しグロテスク、そして高い。
正直、好きじゃない人からしたら理解不能の食べ物だと思う。
でも美味しいんだなぁこれが。
オイスターバーとかいう牡蠣メインのレストランまであって、数多くの料理メニューが存在するからね。
その中でも、火を通さずに食べる生牡蠣はとっっっても美味しい。
素材が良ければ良いほどそのまんまうまい。
しかし!私のようにノロウィルスにやられてしまう危険性もある。
ノロはもう本当にあぶない。
おはようトイレ、こんにちはトイレ、こんばんわトイレ、おやすみトイレ。
こんな一日になってしまう。
よほど衛生面に気をつかって調理されている店じゃない限り、簡単にオススメはできない。
自分で調理する場合なんて特にそう。
だからこそ、リスクが少なく、かつ簡単な方法で牡蠣を食べましょう。
殻付き牡蠣は電子レンジが一番早くて簡単で安全
電子レンジでチンすれば、加熱により牡蠣にノロウィルスがあっても殺菌できます。
このおかげであたるリスクが大きく下がります。
それから、加熱してない牡蠣の殻を剥くのは難しくて、素手で作業するとすぐに手を怪我します。
いい具合にチンすることで口が半開きになるので、剥くのが難しい殻も簡単に剥けて安全です。
さらに火を通さない牡蠣に比べて剥く時間も大幅に短縮できます。
加熱時間もフライパンやオーブンよりもレンジが一番短くて、準備も楽。
電子レンジだからこそ美味しいポイント
生牡蠣にはない、加熱した殻付き牡蠣だからこそ味わえるものがあります。
それは加熱すると身から溢れて、殻にあふれる汁です。
この汁には牡蠣の美味しさが凝縮されていると言っても過言ではない!
オイスターバーなんかでも殻付きが出てきたら手に持って汁を飲む(音はたてないように)のは一般的です。
抵抗がある人はスプーンでどうぞ。
電子レンジではこの汁も余すことなく堪能できるので素敵やね。
超簡単な電子レンジで殻付き牡蠣を調理する方法
大きめのお皿を用意して、丸みのある面を下、平たい面を上にして並べます。
お皿にラップをかけて、電信レンジに入れて加熱するだけでOK。
加熱時間は600Wで牡蠣1つにつき1分が目安です。
長すぎると風味や食感が損なわれるので、加熱のしすぎはもったいないですよ。
加熱が終わったらお皿から牡蠣をとりだして、平たい面を上にして殻を開けます。
牡蠣ナイフを使って牡蠣と殻を繋げている貝柱を上手に切る必要がありますが、加熱しているので難易度は低いです。
殻を少しだけ開けて中を覗き込むと貝柱の場所が分かります。
慣れると見なくても分かるようになりますよ。
ほとんど貝柱が切れている状態になってて、貝柱を切らなくても殻を開けられることもよくあります。
注意して欲しいのは2点。
1つ目は手を怪我しないように作業すること。
できれば軍手と牡蠣ナイフもしくはテーブルナイフを準備しましょう。
2つ目は丁寧に作業すること。
強引に作業すると殻の破片が牡蠣についたり、汁に入ったりします。
剥いた牡蠣は水で洗って殻の破片を取り除けますが、汁に殻が入ると飲みにくくなっちゃうよ。
生にこだわるなら、良い店に行け!
うん、生がいいってのは分かるよ。私もどちらかというと生派。
でもね、一回やられるとね、少しは加熱した方がいいんじゃないかって思うわけよ。
加熱しても色んな料理ができるし、牡蠣から溢れる美味しい汁は加熱しないと味わえない。
それに1分くらいのレンチンなら、まだ食感も生に近いから、塩とレモンみたいに生牡蠣の食べ方をしてもいける。
それでも生にこだわる美食家ならもうね、きっちりと衛生管理しているお店に行ってください。
ノロは自分だけじゃなくて周りの人にも迷惑かけるからね~。