オープン系、組み込み系、インフラ系の仕事、転職を経験してきました。
元同僚や友達から相談されることも増えたなぁ、良いのか悪いのかは知らんけど。
そんな私が転職の話をする時、絶対に言うことがコレ。
最初にスキルの棚卸しをやると効率ええで。転職しない場合でも得られるものがデカいよ
スキルの棚卸し=自分のステータス確認
「エンジニア 転職」で検索するとスキルの棚卸しは大量にひっかかるから簡単に。
転職する場合、企業に知ってもらうために自己紹介せんといかんのです。
企業からしたら、あなた=見知らぬ人なわけで、自分をどう伝えるかで書類選考を通過するかどうかが決まる。
私は〇○社で情報システムに関わる仕事をしており、様々な業務を経験した実績があります。コミュニケーション能力を活かした客先への提案が得意で、高い評価を頂いてきました。問題解決能力が高く、既存システムの改善に大きく貢献できます。今後は自分の能力を活かし、将来的にスタンダードとなるクラウド方面に関係する仕事をしたいと…
長ぇよ!抽象的で何言ってんのか分からん!はい次の人~
こうならないためにも、自分を客観視して、エンジニアとしてのステータスを把握しておくべき。
こんな感じで項目ごとに箇条書きするとシンプル。
できること:要件定義、基本設計
得意な言語:Java、PHP
好きな牛乳の銘柄:MEGMILK
ここに数値やキーワードを足して肉付けしていけばOK。
最初にゴール設定ではなく棚卸しをする理由
「目標を達成するためには、まずゴールを設定すること」
よく聞きますねーコレ、私もそう思います。
そうなんだけど、ゴールを設定するためには知識が必要。
無知な人、アホっ子はゴールが具体的じゃないのよ。
試しにスキルの棚卸しをやってみてください。
真剣にやると不明点が沢山出てくるから、本を読み、Google先生に質問しまくれば、色々なキーワードが頭に入ってきます。
調べものを繰り返すことでエンジニアが転職するための知識が身に付きます。
スキルの棚卸し、箇条書きする項目や書き方、キーワードが分からないんだけど…
最初はそんなもん。調べものを繰り返すことで転職についての知識が身につくよ。そこはエンジニアの仕事と似てると思う
知識があれば、具体的なゴール設定が可能になる。
ゴールが具体的であれば目標達成するための行動がハッキリして、成功しやすくなります。
エンジニアほど棚卸しが必要な理由
エンジニアは自分の仕事の専門知識が豊富、これは当然。
その一方で、企業の仕組みや業界の枠組みといった知識に疎い人が多い。
(あくまで個人の感想なんだけど、割と合ってると思う)
はじめて職歴を書こうとした時、私は業界、業種、職種、役割をうまく書けませんでした。
システムの設計・開発してるからIT業界だよねー?
ITシステムなんて今の世の中どんな業界にも関わっとるわ!システムエンジニア=ソフトウェア・通信じゃないんやで
採用する企業は書類に目を通して、パッと見て分かりやすく、ハマりそうな人を面接に呼ぶ。
パッと見て分かりやすく、ハマりそうな書類を書くにはどうしたらいいか?
ここでもスキルの棚卸しが役に立つのであります。
使えるプログラミング言語、ツールとかプロジェクトリーダーやってましたとか…
それだけじゃなく、例えば官公庁の受注管理システムで基本設計をやった等の事実を書く。
そうすると「あー、この人は官公庁関係での知識・経験があるからアリやなぁ」となる。
使えるプログラミング言語、ツール以外に、特定の業界知識・経験が重視されることは多い。
スキルの棚卸しをすることで、エンジニアが苦手な企業の仕組み、業界の枠組み等がきちんと理解・整理できます。
結論:最初にスキルの棚卸しをすると転職の成功率が上がる
エンジニアは売り手市場と言われてますが、考え無しに行動すると良い転職はできません。
良い転職をするには具体的なゴール設定が必要で、そのためにはスキルの棚卸しが役立ちます。
自分の身の丈にあった転職先を選ぶ方が成功率は高いです。
目標を高くするなら、現在の自分を客観視して正確に把握するべきです。
どちらにせよ、最初にスキルの棚卸しをやると転職活動がはかどるよ!
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