2020年(令和元年)の年賀はがきは2019年12月15日(日)から受付しています。
12月25日(水)までに投函すれば元旦に届くことが多い。
(参照:日本郵便株式会社のWebサイト)
セブンイレブンで年賀状を印刷すれば、あなたの年賀状は間に合うかもしれない。
もしくは短時間で作業が終わるかもしれない。
とは言っても間に合わなくてもそんなに気にしなくてもいいと思います。
25日を少し過ぎても元旦の翌日か翌々日くらいには届くことが多いです。
本気で余裕がない人は、こういうサービスを利用すると最速。
年賀状を出すだけでも偉いんですよ。
私なんか年賀状をくれた人にだけ返すという怠けっぷりだったし。
年賀状、面倒だと感じる人も多いと思います。
私もどちらかというとその一人です。
だけど無いなら無いで寂しいと感じるかもしれないし、色々とお付き合いがあれば出さないのも難しい。
私の場合は一時期出すのをやめていましたが、結婚を機に年賀状を書く習慣が戻ってきました。
忙しい年末に年賀状に割く時間も限られているので、手っ取り早く年賀状を印刷する方法を紹介します。
知っておいて欲しい要点まとめ
作業を進めたのに、途中で「思ってたのと違う!」となって時間の無駄をしないよう、最初にポイントをまとめます。
料金は年賀状代とプリント代がかかる
コンビニで年賀状を印刷する場合、1枚につき年賀状代62円+カラー印刷代60円=122円かかります。(年賀状だから切手部分は印刷されてます)
白黒でいいならモノクロ印刷代が20円になるので、1枚につき82円です。
(2019年(亥年)以降の年賀状は52円から62円になっちゃった)
1枚あたりの金額が高いと感じるかもしれませんが、私は家庭用プリンタより総合的に安いと思っています。
家庭用プリンタはあまり使わないのに場所を取るし、インクジェットだとインク代がめっちゃ高いし、定期的に使わないとインク詰まりでダメになる。
ヤマダ電機でキヤノンのプリンター販売員をしていた私が断言します。
そんなに印刷しないならインクジェットプリンターよりコンビニプリントがお得ですよ。
年賀状はインクジェット紙ではなく普通紙
コンビニにあるマルチコピー機はレーザー式の印刷なので、インクジェット紙ではなく普通紙を使います。
見た目は同じなので分かりづらいですが、年賀状はがきの表面(相手の名前や住所を書く方)の右下あたりを見ると、「インクジェット紙」と書いてあるのがインクジェット紙です。
もし手元に余っているインクジェット紙があっても使っちゃダメです。
トラブルの原因になります。
普通紙の年賀状はがきはコンビニでも売られています。
これから印刷するんだから、基本的には真っ白のはがきを選びましょう。
マルチコピー機の中には年賀状はがきがセットされていません。
自分でマルチコピー機に年賀状はがきをセットしてから印刷します。
フチなし印刷は残念ながら無理
セブンイレブンのマルチコピー機で、はがき(年賀状)印刷する際、フチなし印刷はできません。(2017年12月時点)
セブンイレブン以外、つまりサークルK、サンクス、ファミリーマート、ローソンのマルチコピー機でもできません。
フォト印刷なら可能ですが、はがきとフォトではサイズも用紙も違います。
フォトを年賀状として送るのはやや無理があります。
裏にFUJIFILMって書いてあるし、ペラペラしてるし。
上下左右に5mm程度の余白が必ずできるので、気になる人は背景が白のデザインを選ぶのがおすすめです。
あの手この手で裏面を作る
ここではセブンイレブンで印刷する方法に重きをおいています。
裏面をデザインする方法についてはメインじゃないので説明は少しだけ。
面倒くさがりな人は、裏面に自分の住所や名前を書くと後で楽できます。
(私はアホだったから1枚1枚全てに自分の住所を書きました…)
YahooやGoogleで「年賀状 作成 ソフト」と入力して検索しましょう。
沢山のソフトが表示されますが、ゆうびん.jpのはがきデザインキットが簡単だと思います。
自前で作るという方は、次の項目(ネットプリントの予約)までスキップしてください。
はがきデザインキットはインストール無しでインターネット上で作れるのが素敵。
そこで数ある中からデザインを選択して、写真、共通メッセージなどを入れていきます。
繰り返しになりますが、コンビニ印刷ではフチなし印刷ができません。
上下左右に5mm程度の余白ができます。
余白が気になる人は、背景が白のデザインをおすすめします。
はがきデザインキットで作成したものはマイデザインからダウンロードしてjpgファイルで保存できます。
ログインせず登録せずに使えますが、その場合は右上にあると書かれているマイデザインは左下にあります。罠。
画面を下にスクロールするたびに新しいデザインがふわふわ生まれて、左下のマイデザインが選べないことがあります。2の罠。
その時は右上の☆マークを押すとお気に入り画面になって画面が止まるので、左下のマイデザインが選べます。
セブンイレブンのネットプリントで予約する
年賀状を印刷する方法は沢山ありますが、ここに書いてあるのはセブンイレブンにあるマルチコピー機で印刷する方法です。
ここではパソコンでの方法を書いていますが、スマホでも印刷可能です。
iPhone、Android両対応、素敵。
このページから、作成した年賀状の裏面の印刷を予約します。
利用するにはユーザー登録が必要です。
無料ですぐに登録できて、今後も便利なので登録しましょう。
メールアドレスを入力すると、そのメールにメールが届いて登録が完了します。
その後で、ユーザーIDとパスワードを使ってログインしてください。
年賀状はがきを印刷するので、「はがきにプリント」を選択します。
この画面で、作成した年賀状の裏面の画像を選択します。
「参照」ボタンを押してもいいし、ファイルをドラック&ドロップで入れてもいいです。
セブンイレブンに行ってカラーか白黒かを決定しないのなら、「プリント時に選択」をすればいいですが、私はここで選択します。
予約番号は数字のみがおすすめです。
英数字にすると、セブンのマルチコピー機の前で作業する時間が長くなります。
暗証番号を入力すればセキュリティが上がります。
何回か使ううちに私は設定しないようになりました。
その代わり、印刷後にすぐ予約データを消去します。
「ちょっと小さめ」は「する」の方が楽です。
コンビニで年賀状はがきを印刷する場合は必ず余白ができます。
上下左右で5mm程度です。
その時に、「ちょっと小さめ」を「しない」に設定しておくとカットされる場合があります。
↑これがオリジナルの画像データです。これを「ちょっと小さめ」設定をするしないで比較します。(上下左右の数字は目盛り替わり)
どちらも上下左右に余白があるのは共通ですが、上側の年賀状はがきは画像が全て写っています。下側の年賀状はがきは上下左右がカットされて数字が見えません。
上側の年賀状ハガキの設定はこちらです。
下側の年賀状ハガキの設定はこちらです。
プレビュー画面ではどちらも同じように写っているので気をつけてください。
実際には「ちょっと小さめ」を「しない」に設定すると上下左右がカットされます。
「ちょっと小さめ」を「する」に設定すると、画像の上下左右がカットされないように自動で縮小してくれます。
縮小によって見栄えが若干さがることがあります。
それが嫌な場合は、少し面倒ですがカットされても大丈夫なように上下左右に十分なスペースを開けて、「ちょっと小さめ」を「しない」に設定すればOKです。
正直めんどうなので、普通に裏面の画像を作って「ちょっと小さめ」を「する」にした方が早いです。
保存したデータを選んでアップロードすると、プリント予約番号が手に入ります。
番号ではなく、「受付中」と表示されている時は、その受付中の文字をクリックすれば番号が表示されます。
プリント予約番号はセブンイレブンで印刷する時に必要になるので、メモするなりスマホで写真を撮るなりしましょう。
近くのセブンイレブンに行って印刷
セブンイレブンのマルチコピー機で年賀状はがきを印刷する手順は以下の通りです。
- トレイに年賀状はがきをセット
- プリント予約番号を入力
- 確認してから1枚分のお金を投入して印刷
- 実物確認OKなら指定枚数を印刷
- 印刷した年賀状、お釣り、余りの年賀状を回収
トレイに年賀状はがきをセット
近所のセブンイレブンに行き、マルチコピー機を探します。
年賀状はがきのトレイを開けて、中に年賀状はがきをセットします。
年賀状はがきは持っていなくてもセブンイレブンで買えます。
インクジェット紙ではなく、普通紙の年賀状はがきです。
表面(相手の名前や住所を書く側)の、右下あたりにインクジェット紙と書かれていなければ普通紙です。
インクジェット紙を使うとトラブルになる可能性があるので使ってはいけません。
ガッチャンと引っ張りましょう。店員さんに確認する必要は特にありません。
心配なら呼びましょう。
左側の隅に追いやられている用紙たちが上から順番に印刷されていきます。
自分で用意した年賀状はがきをその上にセットしてください。
テスト印刷をするなら、買った年賀状はがきではなく備え付けのはがき用紙ですれば、1枚分だけお得です。
枚数が多い場合、最初にあった左側の用紙を右側のスペースに移してからセットしましょう。
向きは郵便番号が奥、印刷面(真っ白な面)が上です。
分からなければ左下の注意書きを参考に。
セットが終わったらトレイを戻してセット完了です。
印刷後、年賀状はがきが残ったら回収を忘れずにしましょう。
プリント予約番号を入力
画面を見て、「プリント」をタッチします。
SDカードやUSBメモリなどに印刷する画像がある場合は右下の「はがきプリント」から印刷することもできます。
今回はネットプリントで予約しているので左上の「ネットプリント」をタッチします。
ネットプリントで取得しておいたプリント予約番号をここで入力します。
数字のみの番号の方が短時間で入力できます。
暗証番号を設定している場合は続けて入力します。
下の「持ち込みはがき」を選択して次へ進みます。
上の「備え付けのはがき用紙」は年賀状ではないので、切手を貼らないと相手に届きません。
(繰り返しになりますが、印刷テストは備え付けのはがき用紙がお得ですよ)
確認してから1枚分のお金を投入して印刷
画面に表示されている画像が印刷したいものになっていること、左下の部数が1になっていることを確認します。
OKであれば、お金を入れて右下の決定ボタンを押します。
実物確認OKなら指定枚数を印刷
印刷されたはがきを取り出して、実物を確認します。
確認OKであれば枚数を指定して、用意した年賀状はがきを印刷していきます。
最初の1枚だけは印刷に時間がかかりますが、2枚目以降は1枚あたり3秒くらいのスピードで印刷できます。
投入したお金もそれだけの早さで無くなっていきます。
1秒で40円が吸い込まれていくって考えると闇金ウシジマくん並です。
印刷した年賀状、お釣り、余りの年賀状を回収
年賀状はがきを全て印刷しおわったら忘れ物の確認をきっちりとしましょう。
お釣りを忘れる人が多いですが、お釣りに気を取られて印刷した年賀状を忘れる人も結構います。
私です。
セットした年賀状はがきが余った場合、トレイを開けてきちんと回収しましょう。
これも忘れた私です。
これら3つを忘れないように覚えておきましょう。
- おつり
- 印刷した年賀状
- セットした年賀状はがき
セブンイレブンで年賀状を印刷する手順をまとめました。
少し長いような印象を受けたかもしれませんが、慣れればサクサク終わります。
裏面のデザインに30分、コンビニに行って年賀状はがきを買って印刷するのに30分くらいでも可能です。
宛名と住所は頑張って書こう!数が多い場合は業者に頼もう!
裏面に写真やメッセージでなく、自分の名前と住所を書いておくと、表面の手間が省けるよ!
セブンイレブンを選んだ理由は、サークルK、サンクス、ファミリーマート、ローソンよりも使いやすいからです。
セブンイレブンのマルチコピー機は富士ゼロックス製、それ以外はシャープ製です。
私は以前、自宅でCanonの複合機(インクジェット)を使っていましたが、大して使わないのにインク代が高いこととスペースの無駄が嫌になってコンビニ印刷派になりました。
(あいつら定期的に印刷せんとインクが詰まるから嫌い)
ここ2年程コンビニ印刷ですが、不便はありません。
年賀状は毎年40~50枚ほど出すので5,000~6,000円ほどかかりますが、それでも総合的にみてコンビニ印刷の方が安いです。
もっと大量の年賀状はがきを送るのであればこういうサービスもあります。
枚数が多い、仕事で使うということであれば、費用が安くなるし、経費にもしやすくてお得です。
そして紙質がいいから高級感があるんですよね。
あなたが受け取った年賀状が良い紙だったら、送り主はこういうサービスを使ってますぜ。
普段の金額だったら使わないかもだけど、キャンペーン中で超安いのでおすすめです。