子供が生まれてから、故郷の福岡に帰る機会がめっきり減りました。
20代の時は、やれ友達の結婚式だー、やれ大型連休だーとかで年に5,6回は帰っていました。
そん時は夜行バス、高速バスなんかも使ってた。
高速バスは若かったからできたと今は思う。30過ぎてアレはしんどいやろね。
片道16時間とかかかっちゃうからね。渋滞してたら+2時間とかありうるからね…
今はLCC(格安航空)も増えたし、高速バスのメリットはかなり減っちまいました。
子供と一緒に行くことを考えると、16時間も子供をバスに乗せておくなんてまず無理。
子供が泣きまくって、周りの乗客に迷惑をかけすぎちゃう。親も申し訳ないストレスで福岡までもたんバイ。
振り返ると高速バス(東京、福岡)で子供の泣き声を聞いたことは一回もない。まぁそりゃそうよね。
子連れにベストな航空会社を探してみた
あまりにも福岡に帰って無い、両親が子供に会いたがっている、私は地元の友達と会いたい、妻は旅行したい…
このどれか1つが99%を占めており、その強い感情によって福岡行きが決定されたのであった。
んで、今住んでいる千葉県から福岡県に行くためには、結構なお金がかかるんですね。
そして子供がいるから色々と考えないといけない。ちなみに子供は2歳半。
友達が新幹線で子供の文句を言われてプチバトルをしたというのを聞き、新幹線をまず除外。
そして当然ながらバスも除外。
自分の車で行くのもあるけど、さすがに遠すぎるので除外。
こうなるとやっぱり、飛行機で行くのが無難ということになります。
航空券の料金で比較
東京都の周辺に住んでいる人は、羽田空港か成田空港を利用することになります。
ということは航空会社が選びたい放題やで!
- ジェットスター(JJP) 日本だけじゃなくアジアも結構行ける
- ピーチ(APJ) 関西に強い(行ける空港が多い)
- AIR DO(ADO) 北海道に強い(行ける空港が多い)
- ソラシドエア(SNJ) 九州に強い(行ける空港が多い)
- スターフライヤー(SFJ) 福岡や北九州に行ける、飛行機が黒い
- スカイマーク(SKY) LCC(ローコスト)ではなくMCC(ミドルコスト)
ざーっと挙げるとこんなところ。
LCC(格安航空)は全体的に羽田空港より成田空港に多い。
東京駅~成田空港はシャトルバスで移動できる。1,000円で1時間ちょい。1時間に3本くらい出てる。便利。
家族3人の航空券代は往復で約50000~90000円。
こんなにも差があるので、福岡で美味しいもの食べたい人としてはお得に飛びたい。
ここで重要になってくるのが子供料金。
ざーっくり分けると2種類。
- 0~1歳は無料(ひざに乗せる、大人1に対して子供1まで)、2歳~は大人と同じ料金がかかる
- 0~2歳は無料(ひざに乗せる、大人1に対して子供1まで)、3~12歳は子供料金
ほとんどのLCCは1、ANA、JAL、スカイマークは2になってます。
うちの場合は子供が2歳半だからLCCで行くと3人分の料金がかかっちゃう。
ANA、JALはそもそも航空券の料金が高い。
てことで、2名分の料金で済む、なおかつ航空券も割安なスカイマークが一番オトクになりました。
もし子供が0歳か1歳だったら、ジェットスターみたいなLCCを使ってたと思う。
千葉と福岡の往復、家族3人で53000円くらいでした。
ちなみに休日とか関係するともっと高いからね!
その他の料金で比較
これはANAやJALなどは考えなくてもいいことです。
というのは、LCCは基本料金が安い分、何かプラスするたびにお金がかかるようになってます。
まずは座席指定。座席指定しないと家族や友達がバラバラに座ることになる。
子供と一緒に行く時は必須。離れた子供のことを想像すると恐怖しかない(笑)
荷物の持ち込みはきっちり重量制限があって、国内だと7~10kgくらいなら無料。海外だと5~7kgくらいまで。
でもそんな重さは旅行バッグだと楽に超えちゃう。大抵はプラス料金になる。
荷物を預けるのにも別途お金が必要です。
重たい荷物を持ち込めない、そして荷物を預けるのにはお金がかかる。これはあれか、ハメってやつか。
機内サービスもほとんど有料でーす。
LCCで気をつけんといかんのは、基本料金がどえらい安くても、色々とプラスしたら言うほど安くないかも…ってなっちゃうこと。
きちんと理解して利用すれば、もちろん安いんだけど、安さだけに釣られると「思ってたんと違う…」になっちゃうよ。
サービス内容で比較
LCCは安いだけあって、ANAやJALにはかなわない点が結構あります。
遅延が結構あったり、座席が狭かったり、空港が田舎だったり、乗り場が遠かったりね。
これは正直なところ料金を抑えてるからしょうがないと思う。
そして日本の国内旅行であれば、そんなに長い時間でもないから、まだ許せる範囲内だと思う。
(大阪の某空港では乗り場がめっちゃ遠いらしいけどね…)
あとはキャンセルできなかったり、キャンセルしてもお金がほとんど戻ってこないことも。
元々が安いから、しょうがないっちゃーしょうがないんだろうけどね。
妻の発狂で驚愕
色々と調べて、どうにかスカイマークの航空券をオトクに購入して一段落した後、妻が大声で「アァーーーー!!」と叫んだわけですよ。
普段は温厚な人だから超びっくり。とうとう何かが見える系の人になっちゃったかと心配しました。
話を聞くと、どうしても外せない予定が入っていたらしく、飛行機をキャンセルすることに。
幸いにも早めの予約だったから、福岡での予定も組む前でよかったねーなんて話ながらパソコンを操作していると…
おや、キャンセル料が、割と高い・・・?
■取消料
取消手数料 5,500円x4
払戻手数料 500円x4
[手数料合計 24,000円]
これはスカイマークのいま得のキャンセル料ですが、無駄にお金を払ってしまって凹みました。
でも実はこれ、まだマシだったんですよ。
というのは、LCCは基本的にキャンセルができないんです。つまり払ったお金はほぼ戻ってこない。
スカイマークはキャンセル手数料が24,000円かかりましたが、29,000円は戻ってきました。
これがLCCだったら、払ったお金がまるまる消えるところだった…恐ろしいことやでホンマ…
ANAやJALだと、キャンセルに対してもう少し緩いです。
フライトまでの日にちにもよるけど、取り消し手数料が安く済むことが多いですね。
飛行機を利用する時の教訓
今回は色々しらべて、トラブルもあって、かなり勉強になりました。
あなたもこれだけは覚えておいて損はないと思う。
- LCCが最安とは限らない(追加料金が色々かかる)
- キャンセル不可の航空券はスケジュール確認を真剣にせんと大損する
福岡でゴマさばとか焼き鳥とかうどんとか食べて癒されてきます。