【通う前に見て!】こんなプログラミング教室はヤバい5選

こんなプログラミング教育はヤバい プログラミング教育
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小学生向けのプログラミング教室の講師エンジニアの仕事をやってます。

2020年に必修になるプログラミング教育に関する、現場の人間が言いづらい話をしております。

習い事、プログラミング教室を考えている人の役に立てば嬉しいです。

(私にも子供がいるので習い事系の記事はめっちゃ見てます)

 

プログラミング教室、沢山ありすぎてどれがいいのか分からない…

私もそう思います。種類が沢山あって選べるのはいいことだけど、迷いますよね

1つに決める前に3~4つ絞りたいんですけど、何か方法はありますか?

ヤバい教室を削除することです!

そんなことを笑顔で言える人がヤバいですね

プログラミング講師が考えるヤバい教室

私は小学生向けのプログラミング教室で実際に働いて、生徒や親の反応を肌で感じました。

その経験を踏まえて、これは良くないなーと気づいたのがこういったポイントです。

1.教える内容が難しすぎる

プログラミングは分かりにくい

小さい子向けのプログラミング教室は職業訓練学ではありません。

プログラミングスキルを高めるよりも、IT機器の使い方や基礎を身に付ける、考える力を伸ばすことが重要です。

99%のプログラミング教室はそれを分かっている…んだけど、実際に教えている内容が難しいという矛盾。

エンジニア(プログラマやSE)中心にカリキュラムが作られると、こういうことがあるんです。

 

ITに詳しい人からパソコンを説明された時、完全に意味不明だった経験ありませんか?

向こうは分かりやすく話してるつもりでも、謎の単語が多すぎて全く頭に入ってこない!

大人でもそうなっちゃうんだから、知識や経験の少ない子供ならなおさらです。

 

ITに詳しくない大人が見て、何だこれ?と思う点がいくつかあったら要注意ですね。

キーボードを使って、プログラムを打ち込んでいく事(コーディング)は超ハードです。

タイピング練習ならいいんですけど、最初からコーディングをやるカリキュラムはオススメできません。

有名なScratchはマウス操作なので、まだ取っつきやすいですよ。

2.入会時期がハンデになるカリキュラム

子供の成長

ほとんどのプログラミング教室はいつでも入会できます。

4月でも11月でも入れるのは一般的な習い事と同じです。

割引キャンペーンの時にどさっと入ることが多いですね(笑)

そこで問題になるのが、先に入った子と後に入った子の差です。

 

4~10月に習った内容を理解していないと、11月の内容が全く理解できないようなカリキュラムだと途中入会はしにくいですよね?

プログラミング学習は知識の積み重ねも関係するので、途中入会しても影響が少なくなるようにコースを選べる教室がいいですよ。

3.学年差が大きい集団レッスン

実際に教えていて痛感したことがあります。

 

学年によって理解できる事と理解できない事の差がめちゃくちゃ大きい!

 

わけあって小学1年生と6年生を同時に教えることがありました。

6年生向けに説明すると1年生はまず理解できません。

1年生に分かるようにするためには丁寧に時間をかけます。6年生は退屈で面白くありません。

(6年生に課題を与えておく、発展問題を解かせる工夫はします)

 

教える側は相手によって同じ内容でも教え方を変えます。

教える相手の学年差が開きすぎていると、どうしてもスムーズに授業が進みません。

結果、どちらかが犠牲になってしまいます。

集団レッスンの場合、学年差が開きすぎないコース選択をできるといいです。

4.子供に慣れていない講師

小学生向けのプログラミング講師は、IT知識よりも子供の扱い方、子供に教える技術が重要です。

IT知識、プログラミングスキルが高いことはいいことです。

でもそれ以上に子供と意思疎通ができて、小さい子に物事を教える技術が大事。

大人に教えるのと子供に教えるのは全然違いますからね。

小学生(とくに低学年)相手に授業を成立させることはすごく難しいので。

ここは動物園かー!ってなることもたまにあります(笑)

 

そういう意味ではエンジニア(プログラマやSE)は小学生向けのプログラミング教室に向いてないかも^^;

言ってしまうと、小学生のプログラミング教育において、そこまで高いITスキルは必要ありません。

スペシャリストを育成したいというなら話は別ですが、パッと見てITスキルが高そうな先生よりも子供の扱いに慣れている先生がいる教室をオススメします。

5.生徒に対して先生が少なすぎ

1人で教えられる人数には限りがある

プログラミングは複雑なので、分からないことがバンバン出てきます。

自分で考える癖がついてない子は、ノータイムで「先生!教えて!」と言ってきちゃう。

そこから少しずつ自分で考える癖をつけていくわけですが、やっぱり新しい事は習わないと分かりません。

小さい子は分からない事があるとすぐにつまらないと感じます。そして飽きて遊び始める。

 

落ち着きのない子はよくいますが、そういう子を同時に何人も見ると一人で対応するのが難しくなります。

レッスンの形式によりますが、一人の先生で低学年の子を多く見ているところは要注意ですね。

コントロールできる人数は先生の腕によるので人数を言いづらいですが、低学年だと私一人で5人くらいが限界です。

自習ベースのレッスン、高学年向けのコースであれば、先生の数は少なくていいと思います。

条件を決めれば候補を絞れる

引っ越しで部屋を探す時に「バス/トイレ別」にチェックを入れるだけで件数がグッと減りますよね?

「2階以上」、「駐車場有」などを追加していくと現実的な数まで絞ることができる。

何かを選ぶ時に、条件を決めて選択肢を絞るのは凄く役に立ちます。

 

プログラミング教室の気を付けるべきポイントをいくつか書きましたが、これを全てクリアしないとダメってことはありません。

家庭の事情はそれぞれあるし、何を重視するかも違います。

それでも上に書いたことは頭に入れておいて、調べた方がいいです。

ハッキリしない場合は通う前に聞いた方がいい、というか聞いてください。

お金を払った後で、思ってたのと違うってなるのはもったいないですからね!

 

ITに詳しくなくても、こういうポイントなら分かります!

家族にあった条件を選んで、選択肢を絞ってくださいね

 

  • 内容が難しすぎるプログラミング教室は×
  • 早く入った子と遅く入った子で差が開きすぎると残念
  • 同じクラスで学年差が大きいとつらい
  • プログラミングに詳しくても子供に慣れていない先生はイマイチ

 

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