クラシックミニ(スーファミ)収録ゲームと売上と理由はコレ

ニンテンドークラシック スーパーファミコン ゲーム
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ゲームは1日1時間!

ニンテンドークラシックミニスーパーファミコンに入っているゲームは21本

私はゲーム機(ソフトじゃないよ)を30以上は言えるくらい、アレなゲーマーです。

そのうちの1つであるスーパーファミコンは、私にとって特別なゲーム機です。

好きだ―!

ニンテンドークラシックミニのスーファミ収録ゲーム

クラシックミニは普通のスーパーファミコンみたいにカセットを挿して遊ぶことができません。

最初から中に入っているゲームしか遊ぶことができない!

だから製作スタッフはめっちゃ選ぶ時に考えて悩んで迷って、最後は大人の事情で決まったと思います。

 

それではジャンル別にいってみましょう!

アクション

  1. スーパーマリオワールド
  2. がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻
  3. 超魔界村
  4. 魂斗羅スピリッツ
  5. ロックマンX
  6. スーパーメトロイド
  7. スーパードンキーコング
  8. スーパーマリオ ヨッシーアイランド
  9. 星のカービィ スーパーデラックス

RPG

  1. ファイナルファンタジーⅥ
  2. スーパーマリオRPG

アクションRPG

  1. 聖剣伝説2

シミュレーションRPG

  1. ファイアーエムブレム 紋章の謎

アクションアドベンチャー

  1. ゼルダの伝説 神々のトライフォース

スポーツ

  1. スーパーフォーメーションサッカー

レース

  1. F-ZERO
  2. スーパーマリオカート

シューティング

  1. スターフォックス
  2. スターフォックス2

パズル

  1. パネルでポン

格闘

  1. スーパーストリートファイター2

ジャンル別本数

ジャンル本数
アクション9
RPG2
アクションRPG2
スポーツ1
レース2
シューティング2
シミュレーション1
パズル1
格闘1
合計21

これを見ると、アクションゲームが圧倒的に多いですね!

アクションゲームは作りやすくて元々の本数が多いから仕方ないのか。

2人以上で遊ぶことを想定しているのではないかと思ってます。

時間がかかるRPG、アクションRPG、シミュレーションは、2人以上だと盛り上がりにくいですからね。

友達がうちにスーファミクラシックミニを持ってきた時は、マリカー、スパ2、カービィ、マリオワールドをやりました(笑)

21本の売上本数、メーカー、発売日

ゲームメーカー出荷数(万本)発売日
スーパーマリオカート任天堂3821992年8月27日
スーパーマリオワールド任天堂3551990年11月21日
スーパードンキーコング任天堂3001994年11月26日
ファイナルファンタジーⅣスクウェア2551994年7月19日
スーパーマリオ ヨッシーアイランド任天堂1771995年8月5日
聖剣伝説2スクウェア1501993年8月6日
スーパーマリオRPG任天堂1471996年3月9日
スーパーストリートファイターⅡカプコン1291994年6月25日
ゼルダの伝説 神々のトライフォース任天堂1161991年11月21日
星のカービィ スーパーデラックス任天堂1101996年3月21日
F-ZERO任天堂901991年11月21日
スターフォックス任天堂801993年2月21日
ファイアーエムブレム 紋章の謎任天堂781994年1月21日
スーパーメトロイド任天堂711994年3月19日
がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻コナミ-1991年7月19日
超魔界村カプコン-1991年10月4日
魂斗羅スピリッツコナミ-1992年2月28日
ロックマンXカプコン-1993年12月17日
スーパーフォーメーションサッカーヒューマン-1991年12月13日
パネルでポン任天堂-1995年10月27日
スターフォックス2任天堂2017年10月5日

出荷本数はWikipediaがベース、「-」の箇所はデータがある本数より恐らく少ないです。

スターフォックス2はスーパーファミコンでは発売されなかったので※というか0本です!

 

21本のうち13本が任天堂のゲームと多めです。

本数を見て思うのは、やっぱマリオは強いなー!ってこと。

悔しいけどマリオシリーズはクオリティが高いんですよ。

ディズニー映画みたいなもんですかね。

万人受けするのってイマイチなことが多いんだけど、本当によくできてるんです。

スーパーファミコンに関する数値データ

ここでちょっと一息いれましょう。

スーパーファミコンに関する数値データをどうぞ。

スーパーファミコンの販売台数

日本での出荷台数約1,717万台、日本以外では約3,193万台、全世界累計出荷台数約4,910万台。

(Wikipediaより抜粋)

 

これだけ見ると多いか少ないか分からん!

と言うわけでゲームハードの販売数を見てみると、スーファミの世界販売台数ランキングは13位!

ん、微妙!

と言うかもっと売れてるんじゃないの!?

 

ところがどっこい、これが現実。

1位はプレステ2で、1億5500万台です。すげぇな!

ちなみにファミコンは12位で6191万台だよ。

ゲームボーイ、DS、Wiiとかが売れてるから任天堂はなんだかんだ強い。

この辺は当時のゲーム業界事情に関係してます。

(スーパーファミコンの発売日は1990年11月21日

この時代はまだまだ世界のゲーマー人口が少なく、今ほど各国にゲーム文化が広まってなかったんです。

ミリオンヒットの本数

20世紀(2000年まで)の日本国内で、100万本売れたゲームソフト141タイトルあります。

そのうち、スーパーファミコンのゲームは30タイトル。

1位ファミコンの59、2位プレステの32につぐ3位です!

 

※追記 ファミコンは59じゃなくて39でした!ごめんよ!

 

ファミコンのミリオンヒット多すぎやろ…(笑)

ファミコンにミリオンが多いのは、競合するゲーム機が無かったから。

(SEGAとかハドソンのゲーム機はあったけど、ファミコンが強すぎた…)

 

ゲームの面白さだけで売上が決まるとは限らんのだよ!

その時代の状況によって大きな影響を受けるんですねー。

有名シリーズのナンバリング

我らの青春スーパーファミコン。

いまだにナンバリングが続いてる有名タイトルもスーファミで沢山作られてたんやで。

スーファミで発売されたソフトを、おっちゃんがちょいと教えたろ。

 

マリオシリーズ

マリオワールド、マリオペイント、マリオカート、コレクション、マリオとワリオ、ヨッシーアイランド、スーパーピクロス、スーパーマリオRPG、ドクターマリオ

ドラゴンクエスト

5、1・2(リメイク)、6、3(リメイク)

ファイナルファンタジー

4、4イージータイプ、5、USAミスティッククエスト、6

カービィ

カービィボウル、スーパーデラックス、きらきらきっず、3

パワフルプロ野球

94、2、3、96開幕版、3(97春)、Basic98

女神転生

真・女神転生、真・女神転生2、真・女神転生if…、旧約・女神転生、魔神転生、魔神転生2

スーパーロボット大戦

第3次、EX、第4次、外伝 魔装機神

ファイアーエムブレム

紋章の謎、聖戦の系譜、トラキア776

ロックマン

X、サッカー、X2、7、X3、ロックマン&フォルテ

ストリートファイター

スト2、ターボ、スーパー、ZERO2

桃太郎

電鉄2、新桃太郎伝説、スーパー桃太郎電鉄3、電鉄DX、電鉄HAPPY

ダービースタリオン

2、3、96、98

 

聞いたことあるゲームも多いんじゃないかな。

いまだにシリーズの続編が出てるって、めっちゃ凄くないですか?

クラシックミニの収録タイトルが選ばれた理由

対応ソフトは1990年(平成2年)から2000年(平成12年)の間に1,388タイトル(非ライセンス品を含まず)発売された。

(Wikipediaより抜粋)

 

では、なんで1388作品のうち、21作品が選ばれたのか?

選んだ理由や基準が知りたいですよね。

 

私が推測したポイントは5つ。

  1. 知的財産権(IP)
  2. 売上
  3. 影響度
  4. バランス
  5. 遊ぶ状況

1.知的財産権(IP)

まず知的財産権の問題をクリアしないと、選びたくても選べません。

任天堂じゃないメーカーのゲームだと、スーファミクラシックミニが売れた時に権利の問題が出てきます。

入ってるゲームのメーカーを見てみると、任天堂、スクウェア、カプコン、コナミ、ヒューマンの5社しかない。

ドラゴンクエスト(エニックス)が入っていないのもIPの問題があるのかなと。

売上だけなら「す~ぱ~ぷよぷよ」の170万本、「ドラゴンボールZ 超武闘伝」の145万本みたいに、収録されているゲームより売れているゲームが結構ある。

まずIPの問題が、入れるゲームを選ぶ時の出発地点な気がします。

2.売上

これは当然と言えば当然。

全然売れてないマイナーゲームを21個しかない枠に入れたらダメ。

やっぱりスーパーファミコンを代表するようなゲームを選ぶべきで、知名度は大切。

入っている21本のゲームのうち、10本は国内だけでミリオンヒットしてます。

3.影響度

これは売上と被るかもしれないけど、ちょっと違うものもある。

スターフォックス2なんて販売されてないから売上は0。

でもこのゲームを選ぶインパクトは大きい!

スターフォックス2なんてゲームあったんや!?ってやりたくなる人は多い。

実際なったもん(笑)

ストリートファイター2とかもそう。

今のゲーム業界に与えた影響、功績がすごく大きい。

社会現象を起こしたし、格闘ゲームの起源みたいなところがあるからね。

4.バランス

アクションゲームが多い気がするけど、さすがにジャンルは均等にしたいかと。

同じジャンルばっかりだと遊ぶ側も飽きちゃうからね。

ジャンルごとにエースを投入すれば豊富なラインナップの出来上がりやで。

 

パネポンが入っている理由?

いやいや、パネポン普通に面白いから。

5.遊ぶ状況

スーパーファミコンのミリオンヒットゲームはアクションRPGが多い。

でもRPG系は少ないし、純粋なRPGはマリオRPGとFF6の2本だけ。

やっぱりクラシックミニのスーパーファミコンで遊ぶ状況って2人以上を想定してる気がします。

サイズが小さいから友達の家に持ち運びやすいし。

私も実際にそうだったし(笑)

2人以上で遊べるゲームが多いのは、そういう風に遊んでほしいという意図が感じられますな。

答えがあった(笑)

ミニスーファミ発売記念インタビュー(中篇) 『MOTHER2』が海外版のみに収録された理由は? - ファミ通.com
任天堂から2017年10月5日に“ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン”が発売されたのを記念して、2016年11月10日に発売された“ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ”と、“ニンテンドークラシックミニ スーパーフ...

――ミニファミコンのお話も含めてなのですが、そもそもタイトルの選定はどのように進められたのでしょうか?

西 基本的には販売実績やお客様の評価をベースにしていますが、そこにジャンルや発売元、ひとり用かふたりでプレイできるか、そういったことのバランスも見て、どういった組み合わせがいちばん喜んでいただけるかを考えて絞り込みました。

 

こんなに書く必要がなかった疑惑…くぅっ。

スーパーファミコンと当時のゲーム業界

ゲーム機ってさ、任天堂以外にも色々なところが作ってるんすよ。

今だったらソニーとかマイクロソフトとかになるよね。

昔の有名なゲーム機だとセガのメガドライブ、ハドソン+NECのPCエンジンがある。

この2つはファミコンの競合ハードにはなってたかもだけど、スーファミの競合ハードにはなれてなかったかもしれない。

昔のゲーム機の発売日
  • 1983年7月15日
    ファミリーコンピュータ―(任天堂)発売
     
  • 1987年10月30日
    PCエンジン(NEC)発売
     
  • 1988年10月29日
    メガドライブ(セガ)発売
     
  • 1990年11月21日
    スーパーファミリーコンピュータ―(任天堂)発売
     

 

スーファミの競合ハードって4年くらい出てないんすよ。

ハッキリ言って完全に任天堂が天下取ってた。

PlayStationが出るまでずーっと任天堂がゲーム業界のトップだった。

任天堂政権は安倍政権くらい長かった気がする。

 

もちろんゲーム機じゃなくて、ゲームだけを作るエニックス,スクウェアコナミとかのソフトメーカーも頑張ってた。

そういう人気ゲームが発売されるのは他のゲーム機じゃなくてスーファミ。

さらに任天堂はゲーム機だけじゃなくてゲームも作る。

しかもめっちゃ売れる。

とりあえずスーファミさえ持ってればOKの時代だった。

 

ソフト(DVDじゃなくてカセットだよ)の貸し借りという文化もあったなぁ。

そのおかげで、お小遣いが少ない子供も沢山のゲームが遊べたのである!

 

スーファミ時代はファミコン時代からさらにパワーアップした2Dゲームが沢山出てきた。

2Dゲームがどんどん進化していって、ゲーム業界に今とは別の勢いや熱があった。

 

今のゲーム機は性能が高いから、思いついたアイデアをそのまま実現できる。

(もちろん実装するのは楽じゃないけどね)

昔のゲーム機は性能が低いから、アイデアをそのまま実現できない。

それがファミコンからスーファミになって、性能が大きく上がった。

ゲームを作る人は、これまで無理だった表現ができるようになってテンションが上がったはず!

スーファミ時代はゲーム業界がシンプルに成長してたのよ。

 

この時代に青春時代を過ごせたことは、私にとってめっちゃ幸せ。

まとめ

当時は今ほどゲームがカジュアルじゃなかったんですよ。

ゲーム=子供の遊びというイメージが凄く強かった。

だからスーパーファミコン本体の販売台数も実はそこまで多くない。

 

それなのに100万本以上売れたゲームが30タイトルあるゲーム機、それこそ我らのスーパーファミコンなのである!

そんなスーパーファミコンを代表する21タイトルが詰まったクラシックミニのスーパーファミコン。

買わない理由がない。

今のうちから子供に英才教育しとくか…

 

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