結婚式の準備で忙しい新郎新婦の皆さん、もしくはサプライズで新郎新婦を驚かせたい粋な方々!
結婚式ムービーは初心者でも短時間でカンタンに作れますよ!
実際に私が2018年に作った方法をご紹介します。
ここではムービー(スライドショー)の作成だけの説明です。
準備から提出用DVD作成までの全手順は、こっちの記事を参考にしてみてね。
初心者でもこれを見れば結婚式スライドショーが作れる!
結婚式のスライドショーって何?
ここ数年の結婚式に出席したことのある人なら見たことがあるかと思います。
披露宴の途中で、大きなスクリーンにムービーが流れるアレです。
- BGMと一緒に、色んな写真と文章が流れる
- 写真は数十枚で、結婚する二人や両親、式に来てくれた人などが写っている
- ところどころに文章(写真の説明や来賓へのメッセージ)が挿入されている
基本的にはこういう特徴があります。
結婚式でのスライドショーは今や定番になっていて、必ずあるというわけではないけど大抵の式で見ます。
私が参加した結婚式では、92%以上はありました。
業者に頼むのもいいけど、自分で作れば0円だし、思い通りのものが作れるよ。
そして、上手くやれば業者よりも早く完成できる。
式までに時間がないよーって人は自分でやってみよう!
結婚式のスライドショーを作っていこう!
大まかな手順は以下の7つ。ドラゴンボールと同じ数だからいける。
- フォルダを作って作業場所を確保する
- MovieMakerのインストール
- 使う写真を一気に入れて、順番を決める
- 使う音楽を入れる
- 時間の調整をする
- 文章を入れるなら、最後にまとめて書く
- ムービー形式で保存する
1つ1つはそんなに長くない。シンプルな方法でやってくよ。
フォルダを作って作業場所を確保する
パソコンの初心者さんはよくファイル迷子になります。
「あのファイルどこやったっけなー?」は時間のロスなので、それを未然に防ぐために作業場所のフォルダを作る。
そこに写真や音楽を全部入れてファイルを探す時間を短縮するよ!
Windowsのユーザー名が日本語(漢字ひらがなカタカナ)になってる人はデスクトップにフォルダを作っちゃダメ。
アルファベットや数字じゃない文字が関係すると、ツールによっては正しく動かないことがあるからね。
画面の一番左下、Windowsマークをクリックするとこんなボックスが出てくる。
赤マルのところをクリックするとエクスプローラーが起動します。
左の列に色々とあるけど、「OS(C:)」をクリックして、その場所で新しいフォルダを作ってください。
パソコンによっては「Windows(C:)」とかになってるけど同じです。
ここでは、フォルダ名を「MyWedding」にします。
この場所だとユーザー名に日本語が入っていても関係ないから、ここにフォルダを作っています。
これで作業場所のフォルダ作りはクリア!
MovieMakerのインストール
このサイトで日本語版MovieMakerをダウンロードできます。
ダウンロードしたら、すぐにインストールを開始。
ピロポン♪という音がして「この不明な発行元からのアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と聞かれるので、「はい」を選択。
MovieMakerはWindowsを作っているMicrosoft社のものだから大丈夫です。
その後は日本語を選んで、あとは「次へ」や「同意する」、「はい」を選択していけばOKです。
「完了」を押すとMovieMakerが自動で起動します。すぐに使うのでそのままにしておきましょう。
(邪魔なら消しても大丈夫、カンタンに起動できます。)
これでMovieMakerのインストールが完了!
使う写真を一気に入れて、順番を決める
さっき作った「MyWedding」のフォルダに、使う写真を全て入れます。
使いたい写真をフォルダにどんどん入れて、まとめてMovieMakerに渡します。
1枚1枚写真を追加していくと、ミスすることがあるので一気にいきましょう。
エクスプローラーでどれか1つ写真をクリックした後、Ctrl+Aを押すと全ての写真が選択された状態になります。
その状態で、マウスの左ボタンをクリックしたままMovieMakerに運んで指を離す。
こんな風にMovieMakerに写真が全部追加されていればOK。
次に順番の変更です。
MovieMakerでは左上の写真がスタートで、右へ順番に流れていきます。一番右にきたらひとつ下の左端に進みます。
順番を変える場合、変えたい写真を左クリックでつまんで、そのまま変えたい場所まで動かして、指を離せば順番が変わります。
ただし順番の変更は音楽を入れた後でやること。手直しが格段に減るからね。
写真を入れた後、せっかくの作業が消えないように、一度プロジェクトの保存をします。
名前をつけてファイルを保存すれば、次からは途中から作業が再開できます。
これで写真の追加が終了です!
使う音楽を入れる
さっき作った「MyWedding」のフォルダに使いたい音楽のデータを入れておきます。
その音楽ファイルをドラッグしてMovieMakerに追加!
「この辺に」と書いてるのは、曲がスタートするタイミングを自分で決められるからです。
すぐに曲をスタートさせたいなら左端、ちょっと間をとりたいなら右の方にドラッグすればいいです。
結婚式場によっては、最初と最後に真っ黒な画面を数秒入れてくださいと指示されます。
上手く曲のスタートするタイミングを調整してください。
(私は先頭に真っ暗な画像を入れて調整してます。よく分からない人は真っ黒な画像を入れなくてOK。)
写真の下に緑色のギザギザが表示されてるのが、追加された音楽です。
音楽のスタートタイミングは、追加した後でもカンタンに変更できるよ。
(ギザギザの先頭をドラッグしてずらせばOK)
これで音楽の追加まで終わり!基本の部分はほぼ完成!
時間の調整をする
時間の調整では、写真1枚あたり何秒なのかを設定します。
5分=300秒の曲で、写真が30枚なら、1枚あたり10秒というようにする。
実際には少し時間に余裕を持たせるけどね。
写真1枚1枚の時間を微調整してたら日が暮れます。だから一気にやっちゃう。
MovieMakerで、どれか1枚の写真をクリックして、Ctrlキーを押しながらAキーを押すと全ての写真が選択された状態になります。
どれかの1枚を右クリックして「すべて選択」をやってもいい。
こんな感じで、全ての写真が水色の枠で囲まれていたら全て選択されているってことです。
この状態で上の方にある「編集」タブをクリックして、再生時間で秒数を設定します。
普通は、音楽スタート、写真スタート、写真終わり、音楽終わりの流れになります。
写真が音楽をはみ出さないように秒数を調整してください。
緑色のギザギザと並んである写真を見比べながらやると、写真が音楽の時間内に収まってるかが分かりやすいですよ。
秒数を間違っても何度でも変更できるので、深く考えずにサクサク秒数を変えてみてください。
これで時間の調整も終了!文章を入れないならほぼ完成です!
文章を入れるなら、最後にまとめて書く
スライドショー制作の最後を飾るのは、見る人に伝えるメッセージです。
(無いなら無いでええんやで)
文章は最初と最後だけでもいいし、写真1枚ごとに入れてもいい。
まずはどれか1枚写真をクリックして選択します。
それから「ホーム」タブをクリックして、「キャプション」をクリックします。
文章を書けるようになるので、そこでメッセージなどを入力する。
タイミングは音楽と同じように、写真に関係なくコントロールできます。
緑のギザギザをずらして音楽のタイミングを変えたように、ピンクの付箋をずらすと文章のタイミングを変えられます。
とは言っても変にいじるとおかしくなって時間がかかるだけなので、基本的には最初の設定でOK。
入れたい文章を書き終わったら、スライドショーの制作作業は99%終わり!
あと2,3分で全部が終わるからもう少し頑張って!
ムービー形式で保存する
制作したスライドショーをムービー形式で保存すると、動画形式で見ることができるようになります。
左上の「ファイル」をクリック、「ムービーの保存」から「コンピューター用」を選択します。
上質を知る人は高解像度ディスプレイ用でもいいけど、式場のプロジェクターとかスクリーンの関係で、そんなに高画質にしても違いが分からんことが多いかも。
でも、コンピューター用より下にすると画質がすんごく悪くなるので、ここがいいと思います。
あとは名前を付けて保存をするだけ。分かりやすく「WeddingMovie」なんかがいいです。
日本語(漢字ひらがなカタカナ)のファイル名は絶対ダメ!許されるのはアルファベットと数字と一部の記号だけ!
じゃないと後でDVDに書き込む時、うまくいかなくなります。
「20XX年〇〇月△△日 隆盛と糸子の結婚式」みたいなのは絶対アカン!
「20180214_Wedding_takamori_itoko」とかならOKです。「/」とか全角スペースもダメよ。
ムービーファイルの保存には数分くらい時間がかかるかもしれません。
その間、勝利の余韻に浸りながら、自分を褒めたたえてください。
作業を早くするための補足
作ってる途中でスライドショーを確認したくなることがあります。
上のように、再生ボタンをクリックすれば今のスライドショーを確認できます。
私からのアドバイスは「確認は最後にまとめてやる」です。
途中で手直しを何度やっても、後になってまた別の手直しをして、無駄な作業になってしまう。
そうやって初心者は無駄に時間を使ってしまう!
私も人のことが言えない…耳が痛い…
だから確認や手直しは、写真と音楽を追加して1回、文章を入れて1回、くらいの回数だとサクっと終わります。
確認をすればするほど完成に時間がかかります、これは間違いのない事実です。
ムービーだけでなく、プロジェクトを保存しておけば後で何度でも手直しはできます。
1度他人に見てもらうまでは、ほぼ手直しをしないというのも時短テクの1つですよ。